執筆者
府庁前しばた歯科クリニック
院長 柴田 啓貴
経歴
- 2009年大阪歯科大学 歯学部歯学科 卒業
- 2010年京都大学医学部附属病院 歯科医師研修プログラム 修了
- 2015年大阪歯科大学大学院 卒業(歯学博士)
日本歯科麻酔学会認定医 取得 - 2018年日本障害者歯科学会認定医 取得
- 2026年5月府庁前しばた歯科クリニック 開院
所属学会
- 日本歯科麻酔学会
- 日本障害者歯科学会
- 日本口腔インプラント学会
親知らずは、一番奥に生える永久歯で、通常18~25歳頃に生えてきます。現代人の顎は小さくなっているため、生えるスペースが不足し、斜めや横向きに生えることが多くなっています。
正常に生えていれば問題ありませんが、多くの場合、様々なトラブルの原因となるため、抜歯が必要になることがあります。
親知らずの周りの歯茎が腫れる「智歯周囲炎」を繰り返す場合は、抜歯を検討すべきです。放置すると、顎全体に炎症が広がる危険性があります。
一番奥にあるため歯磨きが難しく、虫歯や歯周病になりやすい親知らず。治療しても再発しやすいため、抜歯が賢明な選択となることがあります。
横向きに生えた親知らずが隣の歯を押し、虫歯や歯根吸収の原因になることがあります。大切な第二大臼歯を守るために、早めの抜歯が必要です。
親知らずが他の歯を押すことで、前歯の歯並びが乱れることがあります。矯正治療前には、親知らずの抜歯が推奨される場合があります。
京都市上京区の府庁前しばた歯科クリニックでは、全国でも数少ない歯科麻酔認定医の資格を持つ院長が、痛みを最小限に抑えた抜歯を行います。表面麻酔を十分に効かせてから、極細の針でゆっくりと麻酔液を注入。痛みに配慮した丁寧な治療を実施します。
親知らずの抜歯に強い恐怖心がある方には、静脈内鎮静法をお勧めします。点滴によりウトウトした状態になり、気がついたら抜歯が終わっているということもあります。
血圧や心拍数も安定するため、出血が少なく、術後の腫れや痛みも軽減されます。
歯科用CTで三次元的に親知らずの位置を確認します。下顎の親知らずでは、下歯槽神経(下唇の感覚を支配する神経)との位置関係を正確に把握し、神経損傷のリスクを回避します。
上顎の親知らずでは、上顎洞との関係を確認。安全で確実な抜歯計画を立てることができます。
深く埋まっている親知らず、神経に近接している症例など、難易度の高い抜歯は、連携する専門機関をご紹介いたします。無理に当クリニックで抜歯するのではなく、患者さんの安全を第一に考えた適切な判断を行います。
抜歯後2~3日は腫れのピークです。冷やしすぎは治癒を遅らせるため、適度な冷却に留めます。痛み止めは痛くなる前に服用することが効果的です。
抜歯当日は柔らかいものを中心に、反対側で噛むようにします。刺激物や硬いものは避け、栄養バランスの良い食事を心がけてください。